1日で500km自転車で走り終えての雑感。
近年、ウルトラディスタンスのジャンルが熱い。
2018年12月24日0時〜開催される #festive500 を実体験しました。
前記事に書いた通りRaphaがプッシュしてる寒い時期を積極的に自主企画し走行記録を収集し公開するイベント #festive500 を通称キャノンボールと抱き合わせで走った。
主に下記の内容となる。
・楽しい企画はだぶる
・某の名は(迎撃カモン)
・ぶっちゃけどうだったん?
・企画意図
・ウルトラディスタンスの将来性
この5本立てです。
・楽しい企画はだぶる
キャノンボール大阪の聖地「大阪市道路元標」に到着したころ、落氏と合流し近況をやり取り補給を頂く。と、ただならぬオーラを放つ自転車乗りがやってきました。どうやら落氏が知り合いらしく雑談開始、聞くと自分と全く同じ企画を遂行するべく東京からやってきたらしい。この企画を祭りとして楽しめる人がいるのかと驚きつつ、自身キャノンボールのメジャーコースの通称「伊賀越え」に自信がなかったので親切にも共走になりました。
24日0時にスタートして500kmを目指す層は世界中にも数多くいるらしく、その界隈では隠に白熱してるらしい。
スタート時刻が迫るとサイクルコンピュータとニラメッコで真剣になります。
・某の名は(迎撃カモン)
スタート後も順調に進めましたがアベレージスピードが38km/hと許容内の上限値で進みました。名前を聞くタイミングを逸してしまった相方が「なんとかさんが迎撃するらしいよ」と言ってたので、ロケット花火?とよぎる刹那、会いに来てくれるのかと理解しました。すると木津付近で待ち受けていたライダーが自転車に乗って合流してきた。踏みの重さにライダーとしての頼もしさを感じつつも後ろから高光度のライトを当ててくれました。正直38km/hでこれから20時間近く走る身としてはライトの光量もLOWで視認性をケチるほどなので助かりました。
伊賀越えをハイペースで終えてJOINした仲間も帰っていき後光も消え、国道一号を名古屋へ向けました。
二人は変わらずLOWライトのまま進んでいたところ、遠くの信号に気を取られた瞬間、アスファルトが剥がれてるのを見逃し後輪をヒット!あえなくスローパンク。シーラントが入っているので何回か空気入れれば復活もしそうだったが空気を読んで新品のチューブラーに交換。
その後順調に進めて名古屋まで到着しエネルギーチャージ。
午前6時の時点で160km地点です。その後睡魔に襲われ共走から離脱ソロライドでゴールを目指しました。
が、この時点で一緒に走った方の名前を聞くのを忘れてて名前すらわからなかったです。
・ぶっちゃけどうだったん?
主に一号を辿って東京日本橋を目指すが計画力、実行力、決断力が問われました。計画力はやはり事前にコースを確認し注意事項(歩道や側道を反対側の歩道を走るなど)を把握しておくことと休憩時間を設定しておくと良いと思いました。
実行力としては23km/hぐらいキープ出来ると24時間以内には走れると思いますが、休憩時間などを考慮するとグロス25くらいが良いと思いますね。決断力とは常にリミットタイムを気にしつつ逆算して補給やペースを刻むので、迷うと(コンビニが無いなど)その後々のペースが大きく乱れるので注意したほうが良いですね。で、箱根山で想定以上に時間がかかった。頂上付近(864m)は氷点下で汗で濡れた衣類が急激に体温を奪い、低体温症になってしまったからで、身体が勝手に震えだし止められない、真っ直ぐ降れないくしょうがないのでコンビニの暖房&ホットコーヒーで40分ロス。下山後度重なるクリート外しの影響で膝裏を痛めたりと数多くのストレスを抱えつつもタイムリミットギリギリでゴール。晴れてキャノンボーラーになりました。
・企画意図
今回は寝ずに1日500kmが目標でした。時間によりますが平均2回睡魔に襲われました。我慢は苦手なので各20分ずつ仮眠しました。現状で設定しているのは断続走行でトランスコンチネンタルレースの4000kmを目指している。が1日500km走ると回復に数日要してしまいます。11月には軽登山も含め220km程走りましたが、物足りなさを実感していたので、仮眠しつつもロングディスタンスを狙う場合、1日350〜400kmほどで3〜4時間仮眠のインターバルが最高効率を発揮するんじゃないだろうか!?の仮説が完成しました。
・ウルトラディスタンスの将来性
ぼくたちは、「ぼうけんのしょ」を持っているから。
自分はピストブームの流れに沿ってきました。街乗りピストからメッセンジャー、アーレーキャット、デリバリーレース、ロードレース、シクロクロス、マウンテンバイクマラソン、と多角的に強度を上げていってるのが分かります。そんな中、ウルトラディスタンス系はそれまでの経験値をフル活用しても斜め上からの課題がドンドン降ってきます。その困難を乗り越えつつゴールを目指す楽しみが、頂きまで来てしまった褒美なんだと思います。それはRPGの続きから始めるようなもんだと思います。レベル80くらいでスライムに遭遇しても嬉しいですか??否スタートして直ぐにボストロールやオーディンが出てきた方が燃えませんか!?
と、趣味に傾倒した意見は置いといて、ウルトラディスタンス系イベントや #festive500 は自分で計画して「短期間になるべく長距離」が共通項なので、ウルトラディスタンス系が育つにはキーとなるイベントだと思いました。どうせなら夏の時期にウルトラディスタンスを想定した「KAKI1000」とかで夏休みセルフディスカバリーイベントをやったりバイクパッキングイベントなどでロングとキャンプを混ぜた遊びなど面白い企画ももっと作っていきたいと思います。
余談ですが、仮にも #festive500 に1日に500km以上走ったログがSTRAVAのイベントページトップ10に入ったので、その後いいね数が好記録を出しました。
いいねの数値が過去最高になったり企画の前記事が過去最高のPVを叩き出したりと。。。
この1位の方は、大阪からご一緒したミサワさんです。聞くとブルベスペシャリストだそうで。スイス1200kmや糸魚川など数々の受賞歴。。。道理でついていけないわけです。
各方面で話題にした下さいました。
ありがとうございます。
※今回大阪-東京間を計画するにあたってトラックバイクで経験したポンチャックさんに伺ったところ下記のリンクを進めてくれた。細かく説明されていて自転車走行禁止区間を安心して回避出来るので大変助かりました。
ではでは
またね
チャオ∠( ゚д゚)/
良ければインスタグラムもチェックしてみてください。
おすすめは以下
・ウルトラディスタンスにはバッグが必須になります。
・ ダイナモハブが無い場合は大容量のモバイルバッテリーが必須になります。
・夏も冬もこれがあるとカバーしやすいです。
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・調光レンズなので夜間でも安心して使えます。
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・ログ取るにはこれが一番ですね。
・乗車中にポジション変更出来るのは局所疲労の軽減がなどのメリットが大きいです。
・耐パンク性能が高いです。昨年のジャパニーズオデッセイ(2500km)にも使いました。