440のどっか遠くへ行きたい

メッセンジャーである440MATUDOの日頃は省略しているイロイロ紹介!

新発売クリフトン8を発売日に買ってきました。

はいマツドです。
毎年この時期は、新作クリフトンのレビューシーズンです。
2021年6月1日にクリフトン8が発売されました。
普段ブラック系のシューズを買うことが多いんですが、最近ランニングウェアをダーク系を選ぶことが多くなってきたので、思い切って派手なイェローにしてみました。
早速チェックしてみたいと思います。

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基本情報

2009年にアメリカで生まれたホカオネオネは、当初トレイルランニングウルトラマラソン用のランニングシューズとしてマーケティングされていましたが、今ではロードのフルマラソンの競技者や一般の市民ランナーからも多く支持されているブランドになりました。
その特徴はミッドソールのマシュマロ→マキシマムクッションと、ゆりかごのような構造のロッカー構造です。そんなホカオネオネのフラッグシップ、最も代表的なシリーズであるクリフトン。前作はクリフトン7は2020年の夏にリリースされたので約1年後の新作です。

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新作の8は前作からのマイナーアップデートですが、軽量で柔らかいミッドソールのクッションと軽快なアッパー、アウトソールのラバーのデザイン変更など、改善ポイントが多いです。初心者ランナーのワークトレーニングシューズな位置づけですが、シリアスランナーのジョグシューズという幅広いレンジ設定で愛されるHOKAONEONEの代表作のスペックについて解説!!

 

基本情報
ブランド:Hokaoneone ホカオネオネ
シリーズ:クリフトン
モデル:クリフトン8
タイプ:クッション系
重さ:250g
ヒールドロップ:5mm
対象ランナー:サブ4、完走、初心者

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メリット・デメリット

メリット・おすすめポイント

  1. ホカオネオネの真骨頂である軽量マキシマムクッション、マシュマロのような柔らかく包み込むミッドソールは抜群の衝撃吸収システム。前作のクリフトン7よりも軽量で柔らかい快適設計になっています
  2. 肉厚なミッドソールでボリューム感満載ですが非常に軽量です(250g)
  3. メタロッカー構造でドロップの差を少なくし、つま先とかかと部分を滑らかに削ぎ落とした独特のソール形状をしており、まるで車輪のようなローリング運動を導くことで、自然な体重移動を実現しています。
  4. アッパーのフィット感・ホールド感がとても気持ちよく、長時間履いていてもストレスのない履き心地です
  5. バケットフレームになっており、さらに踵周りの生地やヒールカウンターの縫いがしっかりしておりホルド力が適度に向上しています。

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デメリット・悪い点

  1. 前作のクリフトン7と同様、スタンダード幅はやや足幅が細めで、自分は特徴的な足型をしているのでワイドサイズを選択しました。(ワイドが広いのに人差し指がかなり長いんです)
  2. クッションの感覚としては、反発が弱い感じがするので、スピードを上げて走るようならあまり適していないです。

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こんな人に最適・オススメシーンやトレーニン

現在出ているランニングシューズの中で、ゆっくりのジョギングに最も適したクッション性の高いシューズといえるでしょう。
軽量かつクッション性、安定性が高く、これからランニングを始めたいと思っている方にはランニングの時のデイリートレーニングシューズとしておすすめですし、普段から走っている市民ランナーにとってはつなぎのジョグや疲労抜きジョグ、LSDなどで使えるシューズです。キロ7分~5分くらいのゆっくりなペースがとても快適に走れるシューズです。

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アッパーの特徴

エンジニアードメッシュアッパーになっており、通気性、フィット感がとても良いです。クッション性が高く初心者向けのシューズということもあり、アッパーの生地感はしっかりしています。一体設計のプルタブで着脱が容易になっており軽量のガセットタンで靴紐のストレスがなく、ホールド感が良し。アキレス腱部分はフレア構造(S字)になっているため、足首への足当たりがなく靴ずれやストレスが少ない構造になっています。前作のクリフトン7からアッパーの仕様は大きく変更されていませんが、前作の良い部分をしっかり踏襲してますね。

 

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ミッドソールの特徴

ホカオネオネの最大の特徴は肉厚なのに軽量で柔らかいクッション・ミッドソール素材です。前作と比較し着地の感触がさらにソフト。
ホカオネオネのレーサーシューズ系のマッハ4やリンコン2と比べるとバウンド・反発感は少なく、やや沈み込んでゆっくり戻ってくるような感覚がありますが、クリフトン8は反発を使って走るというよりは、メタロッカー構造(つま先と踵が反り上がった車輪形状)を使いながら自然と前に重心を移動させながら走るシューズなので問題ないです。
靴の中の中敷き・インソールを外してみるとわかるのですが、靴の中がくぼんでいて(バケットシート型)足全体がクッションの中にのめり込んで包まれているようになっているため、着地時もしっかりと足とシューズが一体となって安定した走りを楽しむことができます。

 

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アウトソールの特徴

初期ホカオネオネの弱点としてアウトソールの耐久性が話題になりますが、古いシリーズは、軽量化重視でミッドソールがむき出しになっていて、アウトソールのラバーの面積が少なかったですが、直近のクリフトンは十分900km前後くらいはもってくれる印象です。

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こんな感じで日々のロードワークシューズには最適です。スピードよりも快適性なので、これまで10km以上走ったことない方達には是非推奨したいシューズになります。自分の周りにはクリフトンを履くことで長距離(10km以上)走れる喜びを実感していますね。